路上強盗
アメリカでよくある路上強盗事件につきましては、まずは言う事を聞いて財布から金を出す仕草をして賊を油断させます。そう見せかけて、その手でそのまま顎に裏拳を入れます。わざとお金を落として、賊の注意が落ちるお金にいった瞬間でも良いでしょう。
連続技が必要ですので、その直後手刀で水平に思いっきり両目を打ちます、しばらくは目が見えなくなります、充分に逃げる時間がかせげます。
賊が2人かそれ以上の場合は、財布の中身を全額渡す選択肢も残念ながら出てきます。初めから危険が予測される場所に行く時には、現金を全額財布に入れる事は避けて下さい。2~3箇所に小分けして持ちましょう。
対刃物
敵が刃物を出したら、バッグや鞄などを盾に使います。無いときは、着ているジャケットやシャツを脱いで、利き腕では無い方に巻き盾とします(繊維に刃物はなかなか刺さらないからです)。
これは凶暴な犬にも使えます。それを咬ませている間に犬の目に砂をぶっ掛ける、或いは、目を叩いてから逃げます。
対刃物のシミュレーションを行う際は仲間同士で玩具のナイフを使い、本気でアタックさせ上記の鞄やシャツを使っての防御訓練をします。何回も繰り返すと多少の慣れも出て来ます。そうして、もし実際に実戦に遭遇したら、あれは玩具のナイフだと自分に言い聞かせるのです。
簡単では有りませんが、もし幾らかでも自分を落ち着かせる事が出来れば、敵にはそれは不気味に映ります。何しろパニックしてプラスになる事は何一つ無いのです、もし殺られる様な事があれば、それが寿命だったと諦めるしかありません。
冷静でいられた方が生還率は格段に増しますし、同時にそれは敵への威圧ともなります。今何が出来るのか、何をするのが最善なのかを判断するのです。これは闘う場合だけではなく、自然災害も含めた全ての緊急時に於いて共通です。