敵に手首や腕を摑まれた場合は、拳を作り、気合と共に一歩足を踏み出して相手の摑んだその手の親指側の方向に、腕を大車輪の様に最大の円を描いて回します。子供が大人に対しても使える程簡単に手が解けます。回したその手の勢いを落とさずに、裏拳で敵の顔面を打ちます(特に、目、こめかみ、顎です)。相手が怯んだら、その隙に逃げます。 もしそれでも追いつかれ、どこかに連れ去られそうになったら、地面に背中から倒れ込み足を自転車をこぐのとは逆方向に回しながら、一回一回、力を込めて踵蹴りを繰り出しながら大声で助けを呼びます。同じく、子供が大人に対しても使えます。これをされると子供であってもなかなか持ち上げるのは難しく、時間稼ぎになるのです。