賊が銃を持っていたら
これは難しいです。しかし、諦めてはいけません。これが拳銃(ピストル)で、敵との間に距離があって逃げる場合は、少し左右に、不規則にジグザグに動きながら逃げます。プロでも拳銃で動いている標的を撃つのは難しいです、まず弾は当たらないと思って下さい。
拳銃では無く、ライフルの様に長い銃でしたら、それは散弾銃(ショットガン)、ライフル、或いは自動小銃(マシンガン)の何れかになります。
散弾銃
細かい弾がパラパラと雨の様に降って来たらそれは散弾銃です。近距離でしたら自動小銃並みに危険ですが、距離が離れるに従って威力が落ちて行きます。
ライフル
遠くても命中率が高いので要注意です。
自動小銃
もし「ダ、ダ、ダ、ダ」と連射音が聞こえたら、それは自動小銃(マシンガン)です。残念ながら手立ては有りません、建物、車など頑丈な物の後ろに隠れるしか有りません。
マンション上階のベランダから重たい物を投下する場合でも、余程タイミングを見計らわないと撃たれてしまいます。つまり、距離が相当に離れても威力は落ちません。
敵が目の前で、銃を構えている場合。これは簡単ではありませんが、「当たって、砕けろ。」です。
相手の拳銃が回転式拳銃(リボルバー)の場合は、回転シリンダーの部分を片手で掴む或いは両手でしっかりと押さえ込み回転を妨げると、相手の指の力だけではシリンダーを回転させる事が出来ませんので、発射が不可能となります。同時に頭突き、噛み付きです(手が塞がっていますから)。但し、この方法は回転式拳銃の撃鉄(ハンマー)が引かれていない(デコッキング)状態でなければ有効ではありません。既に撃鉄が起きていたら幾ら回転シリンダーを止めても弾は発射されてしまいます。また、自動式拳銃(オートマチック)の場合は回転式拳銃と違い、スライダーを微妙に押しずらして発射をロック状態にしなければなりません。
残念ながらこのどちらのテクニックも一般向けでは有りません。拳銃の知識がある方にのみ有効です。
そこで誰にでも使える方法もご紹介しましょう。
眼前の銃を、即座に手ではたいて横に払います(気合も使って)。同時に相手に、摑みかかり、「頭突き」、「金的(金蹴り)」です。同じ瞬間に敵が銃を撃っても、弾がそれる確率が高いです。