携帯武器
目潰し
日本でも、ペッパースプレー(メース)やスタンガンは売っているのでしょうか。また、ペッパースプレーを買わなくても、簡単に代用品が作れます。小さい容器(錠剤用の容器などが良い)で、ポケットに持ち運べて、開ける時に、瞬間に指でパチンと開けられるもの。この中に一味唐辛子・カイエンペッパー(ハバネロペッパーなど激辛ならもっと良い)などを入れますが、そのままでは遠くに飛びませんので砂を混ぜて下さい。使う時には指でパチンと開けて、敵の目をめがけて振り撒きます。
ハイヒール(低め)は強力な武器になります。踵で賊の足の甲を踏み付ける、または前方に踵蹴りを繰り出す。尖っていて頑丈ですから、倒れた賊の顔を踏み付ける場合など凶器となります。
逃げる際には、走る為に脱いで逃げますが。ハイヒールは手放さず、先端をしっかりと持って、もし賊が追い付いたらヒールの部分を振り回して武器に使います。鉈の様に振り下ろしたり、フリスビーを投げる要領でスイングします。
ベルト・ハンドバッグ等の所持品も、どう武器として使えるか普段から想定してシミュレーションをして下さい。小さく硬めで紐が長いバッグは振り回すと有効ですね、角が金具で補強されていたら尚結構です。
後、アル・カポネで有名な「ブラック・ジャック(西洋ヌンチャク)」と同じ効果のあるものが簡単に作れます。ナイロン製ストラップで輪っかになったキーホルダー(長さ15cm位)に、持っているキーを全部付け、出来れば更に鉄製などの重たいアクセサリーも付けます。夜道を歩く時などは、小指に輪っかを引っ掛けてから紐を握り(残りの部分がブラブラとした状態にして)ポケットなどに手を入れて歩きます。使用する際は、これを一旦自分の胸元に向けて振り。手首をくるっと180度返したスナップで、顔面や鎖骨に打ち込みます。例え外れても体のどこでも激痛が走りますが、特に鎖骨は細長くて折れ易いので急所です。折れたら賊はしばらくは息も出来ないでしょう。
小銭を紐の付いた布や皮の巾着に入れて持ち歩くのも良いですし、とっさの場合は、レジ袋などに小石や小銭を入れても武器になります。
それから、車が海や川に転落する死亡事故は、その多くが水圧でドアや窓が開かない為だそうです。これも、レジ袋(出来れば二重にして)などに小銭を入れて振り回せばガラスが割れます。
私のキーホルダーには重い鉄製のアルミ缶タブオープナーも付けていて強力です、これを常時ポケットに忍ばせています。ロスのダウンタウンを深夜でもあまりに平然と歩いているからでしょうか、黒人達は、避けるように距離を置いてすれ違って行きます。
本物のブラック・ジャックを持ち歩いていたら逮捕(カリフォルニア州では違法)されるかも知れませんが、これは単なるキーホルダーですから問題はありません。小銭入れも同様です。
そして、先端の尖っているキー自体も武器となります。握り締めて尖った部分で突きます。
また、身の周りで尖っていて長いものはすべて武器になります。鉛筆・ボールペンも常に携帯しましょう。襲撃されたら敵を突く(特に目を狙う)のに使います、太くてしっかりとして、滑り止めが付いたボールペンが最適です。
ピンバッジやブローチ(なるべく針が太くて長い物)も結構強力です、出来る限り身に付けましょう。賊に捕まってしまっても、片手でも開いていれば針の部分で賊を刺します。1回刺されただけでも痛いです、これを連打します。賊の体のどの部分でも構いません。必ず賊にスキが出ますので、そこで他の技を繰り出します。
自家製の刀
自家製の武器も簡単に作れます。
連中が幾らナイフや刀剣類の所持を規制しても、刃物全てを完全に規制する事は不可能です。そして、特に和包丁の切れ味は特筆ものです。但し、そのまま武器として使用するには、完全ではありません、包丁を持つ手が滑ると自分が怪我をします。そこで塩ビパイプ等で柄の部分を大きく補強し、そして出来れば滑り止めを巻けば、完璧な武器となります(更に、頑丈なつば状の物が付けられたら安全です)。
通常のナイフや柄を補強していない普通の包丁で賊と対峙する場合は、米国陸軍で教えているナイフの持ち方が非常に有効です。
通常とは逆向き、親指側ではなく小指側の方に刃が来る形(下向き)でナイフを持ちます。蟷螂の前足の様な形になりますが、違いは刃がこちら側ではなく相手の方を向いている事です。この時、ナイフの峰側(背)は自分の前腕(手首から肘の間)側に向いていて、刃が前方を向いています。
この状態で相手に殴り掛かる感じで切り付けると、確実にそして深い傷を相手に負わせることが可能です。ナイフの峰と前腕が密着した状態で切り掛かるので、ナイフがしっかりとホールドされ傷が深いのと。自分が自分のナイフで怪我をする事が少なく、またこの持ち方だと相手がこちらの手からナイフを叩き落とすのが難しくなります。武器は、相手に奪われると非常に危険な状態に陥る事をいつも念頭に置いて下さい。
もう一つのしっかりしたナイフや包丁の持ち方としては、刃側を上に向けて(つまり通常とは逆に峰側の方を下にするのです、重要です)両手でしっかり持ち、柄を腰骨に押し付け、体を屈めそのまま相手に体当たりをします。致命傷を与える事ができます(くれぐれも、自分も切らない様に気を付けて下さい)。
それから、柳刃(刺身包丁)でしたら、少し柄を延長して日本刀の様に使えます。或いは、1メートル位に延長して、槍・長刀(なぎなた)の様にも使えます。
木刀や棒などの先端に、釘を沢山打ち込むのも良いでしょう。